年末の社長挨拶
今月の9日、還暦を迎えることになりました。
『60にして耳順』という事でいろんな方の話に耳を傾けるようにしたいと思っております。
さて、去年の今頃は、今年は最悪の年になると予想され、例年参拝していた高塚地蔵尊ではなく、大原八幡宮へ神頼みを含め、社員全員でお参りに行きました。
1. 今年は施工が難しく困難な現場が多数あった
標高1000mの場所に2か所の林道工事を低入札で受注し、工期内完成ができていない。
前津江の山奥で車の離合個所もないところで、砂防ダムを低入札で受注した。
2. 繰り越し工事が少なく完成工事高の大幅なダウン
県工事では低入札を繰り返し、市工事ではクジ入札を行い、技術職員の配置予定が立たず、国交省の仕事が思うように受注できませんでした。
3.工事利益率の大幅なダウン
低入札で受注した林道工事や砂防ダム工事が大幅な赤字決算となり、幹部社員が現場に出た為、原価管理の甘さで大幅に実行予算を食い込む現場がありました。
しかし、7月の集中豪雨により、日田地方は甚大な被害に遭い、不眠不休の応急災害復旧工事を行いました。
年末には本格的な災害復旧工事が多く発注され、弊社も順調に受注しており、来年の完成工事高は大幅にアップしそうです。
また、弊社の工事の中では一番受注金額の大きい、『大明小中学校校舎新増改築建築主体工事』が今年中に無事完成したことは明るいニュースでした。